入れ歯(義歯)PROSTHODONTICS

当院の入れ歯(義歯)治療に
ついて

当院の入れ歯(義歯)治療について

一人ひとりに合わせた快適な入れ歯を

失った歯を補う治療の選択肢として、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどがあります。当院では、それぞれの治療法のメリット・デメリットを踏まえた上で、患者さんの症状やご希望に合う最適な治療をご提案し、お選びいただいております。

「入れ歯をつくるのがはじめて」という方はもちろん、いま使っている「入れ歯が合わなくて困っている」という方も、まずはお気軽に当院へご相談ください。

入れ歯治療のメリットとは?

保険診療の入れ歯は、治療費を一部負担するだけで良いため、比較的低価格で作ることが可能です。治療期間もそれほど長くかからず、1本~数本の歯を失った場合でも1つの入れ歯で対応することができます。

また、インプラント治療のように外科手術を行う必要もなく、ブリッジ治療のように健康な歯を削る必要がないのも特徴です。

入れ歯を使用する際のデメリットは?

  • 硬いものが食べにくい場合がある
  • 食べカスが挟まりやすい場合がある
  • バネなど見た目が目立つ場合がある
  • 毎日の手入れに手間がかかる

入れ歯は簡単に取り外すことができる分、隙間にものが挟まりやすい面もあるため、毎日の適切なメインテナンスを行うことが必要です。

入れ歯をお作りした後のサポートも
お任せください

入れ歯を清潔に長持ちさせるためには、適切なお手入れを継続することが大切です。入れ歯洗浄剤を使うなどのケアとともに、2~3ヶ月に1回は当院での定期検診を受診されることをおすすめしています。

快適にしっかり噛める入れ歯をいつまでもお使い頂けるように、当院では入れ歯の専門的なクリーニングや、合わない部分があれば裏打ちをして調整するなどして、末長くサポートをさせていただきます。

入れ歯の種類・費用について

保険診療(保険適用内)の入れ歯

レジン床義歯

  1. 保険診療でお作りできる入れ歯です。保険治療では使用できる素材が限られており、総入れ歯・部分入れ歯ともにレジン(歯科用プラスチック)製のものとなります。
    メリット
    ・安価で作れる
    ・装置の修理や調整がしやすい
    デメリット
    ・床(土台部分)に厚みがあり違和感がある
    ・噛み心地が良くない場合がある
    ・耐久性がやや劣る
    レジン床義歯

 

部分入れ歯

  1. 数本の歯を補う場合には、部分的な入れ歯をお作りします。保険治療ではクラスプ(金属のバネ)で固定するタイプのものとなります。
    メリット
    ・安価で作れる
    デメリット
    ・固いものを噛みにくい
    ・金属のバネ(クラスプ)が目立ちやすい
    ・装置を固定する周りの健康な歯に負担がかかる
    部分入れ歯

 

自由診療(保険適用外)の入れ歯

ノンクラスプデンチャー

  1. シリコン素材でできているため、歯茎に当たる部分の負担を軽減することができます。また、部分入れ歯ではクラスプ(金属のバネ)を使用しないため、目立ちにくいのも特徴です。
    メリット
    ・クッション性があり噛み締めることができる
    ・シリコンで吸着するので周りの歯へ負担が少ない
    ・見た目が自然で目立ちにくい
    ・金属アレルギーの心配がない
    デメリット
    ・飲食物の温度が伝わりにくい
    ・時間経過とともに変色する場合がある
    ・温度変化に弱いので変形に注意が必要
    ノンクラスプデンチャー

 

金属床義歯(精密デンチャー)

  1. 床(本体・土台部分)が金属製の入れ歯です。薄くて軽く、生体親和性にも優れた金属を材料にしたものを扱っています。
    メリット
    ・薄くて軽い
    ・温度が伝わりやすく食事をより楽しめる
    ・耐久性があり汚れにくい
    ・身体に優しい金属のため金属アレルギーの心配が少ない
    デメリット
    ・自由診療のため高額になりやすい
    金属床義歯(精密デンチャー)

 

インプラントオーバーデンチャー

  1. 外科手術で数本のインプラントを顎の骨に埋入して固定する入れ歯です。入れ歯をしっかりと固定できるので非常に装着感・安定性に優れています。ご自身で取り外しもできます。

    治療のリスク:治療後はインプラント周囲炎の可能性があるため、医院でのメンテナンスが必要となります。
    メリット
    ・非常に噛み心地がよい
    ・自然な見た目に仕上がる
    ・しっかりと固定できて外れにくい
    ・取り外しは自分で簡単にできて手入れもしやすい
    デメリット
    ・外科的手術が必要
    ・自由診療のため高額になりやすい
    ・顎の骨の状態によっては適用できない
    インプラントオーバーデンチャー