お知らせ
口腔乾燥症(ドライマウス)について
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
空気が乾燥し、お口の中も乾きやすいです。
今回は、口腔乾燥症(ドライマウス)について紹介します。
口腔乾燥症(ドライマウス)について
口腔乾燥症(ドライマウス)とは、唾液の分泌が低下して、お口の中が乾いた状態のことをさします。
唾液分泌の低下だけでなく、お口の中が乾いていると自覚するすべての症状のこともさします。
口腔乾燥症(ドライマウス)軽度の症状
軽度の症状として、下記があげられます。
- お口の中のネバネバ感
- ヒリヒリする
- むし歯、歯周病菌の増加
- 口臭
口腔乾燥症(ドライマウス)重度の症状
重度の症状として、下記があげられます。
- 強い口臭
- 舌表面のひび割れ
- 痛みによる摂食障害
- 話しづらい
- 不眠
平均的な1日の唾液分泌量は、約1〜1,5リットルです。
唾液は、唾液腺から湧き出し、お口の中の食べカスを消化器官へと洗い流します。
また、抗菌作用もありお口の中の菌の増殖を防いでくれています。そのため、お口の中が乾くと、むし歯や歯周病のリスクが高くなったり、口臭の原因になります。
口腔乾燥症(ドライマウス)の原因
原因として、下記があげられます。
- 薬の副作用
- 糖尿病
- シェーグレン症候
- 加齢
- ストレス
- 口呼吸
口腔乾燥症(ドライマウス)の治療法
治療法は、生活指導や対処療法がメインになります。
- 保湿性薬剤
- 保湿力の高い洗口液
- 保湿ジェル
- スプレーによる噴霧
- 夜間の乾燥を防ぐ保湿用マウスピース
- 夜間義歯
などを症状に応じて処方、投与します。
唾液腺マッサージや積極的に水分を補給するように心がけるのも有効な方法です。
口の乾燥が気になる場合は、専門医にご相談下さい。
自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科