2024.10.21
矯正治療
マイオブレースとプレオルソについて
自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科です✨️🦷✨️
今回はマイオブレースとプレオルソについてお話しします☺️
まずマイオブレースとは
3~15才までを対象とした舌の正しい位置や飲み込み方を正したり、鼻で呼吸ができるように教え、歯や顎を矯正する装置のことです。
マイオブレースで間違った口腔習癖を改善することで悪い歯並びを治療するだけでなく、顎の発達も促進させます🦷
またマイオブレースで舌の位置を正し、口呼吸から鼻呼吸へと導くことで口腔内の乾燥を防ぎ、虫歯や歯周病のリスクを低減します。
さらに鼻呼吸が習慣化することで、酸素の取り込みが改善され、全身の健康状態が向上する効果も期待できます。
マイオブレースが最も効果的に改善が期待されるのが小学校1年生から5年生と言われています。
マイオブレースを子どもの成長期に使用することで、将来的な歯列矯正のリスクを大幅に軽減できます。
口周りの筋肉を鍛え、顎の発育を促すことで歯を並べるスペースを確保できれば、永久歯が正しい位置に生えてくる可能性が高まります。
その結果、将来的に矯正治療をする際に抜歯を回避できたり、矯正治療をする必要がなかったりするのです。
マイオブレースのメリット
痛みが少ない
取り外しが可能で衛生的
後戻りが起こりにくい
使用時間としては、日中1~2時間と夜間の就寝時に毎日使用します。
マイオブレースの効果を得るためには、装着時間を守ることが非常に重要です。
装置の装着を怠ると、治療効果が十分に発揮されず治療期間が延びたり、効果が出なかったりする可能性があります。
お子様が装着を忘れないよう、保護者の方がしっかりサポートして習慣化させることが大切になります✨
次にプレオルソについてです🦷
プレオルソとは永久歯に生え変わる前の4~10才までの骨の柔らかい時期のお子様を対象に行う、柔らかく取り外しができるマウスピース式の矯正装置のことです。
歯並びを整える治療のイメージがあるかもしれませんが、プレオルソは歯並びを整えることが目的の治療ではありません。
プレオルソの目的は、歯並びを悪くする根本的な原因を取り除き、歯並びの悪化を予防することです。
またプレオルソを幼少期に行うことで将来、本格矯正を希望される際にも後戻りを防ぐなどの大きなメリットがあります。
プレオルソのメリット
装着時間が短い
取り外しできる
痛みが少ない
虫歯や歯周病のリスクが低い
治療期間・費用を抑えられる
使用時間は日中の1時間と寝る時に使用します。
永久歯に生え変わる前に行うことでより効果も高く、歯並びだけでなく口周りの筋肉の機能を改善する訓練を同時に行うことが可能です✨
歯並びを改善しながら健康面も正しく改善していきましょう🫧
自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科
2022.07.20
精密歯科治療
インプラント治療について
自由ヶ丘DWORKS歯科・矯正歯科の石田充です。本日のコラムはインプラント治療についてお話いたします。
インプラント(人工歯根)治療は、欠損(歯のない部分)にチタン製の人工歯根を埋め込むことです。
インプラント治療は、1965年にブローネマルク博士によって最初のインプラント治療が行われてから現在まで、全世界で数千万人の患者が治療を受けています。ブローネマルク博士は、スウェーデンのルンド大学医学部で1952年、ウサギにチタン製の器具を取り付け循環の観察実験を行っていました。実験が終わり、その器具を外そうとした際、チタンと骨がくっついていたのだそうです。器具が外せなくなったことにより、チタンと骨の組織が拒否反応を起こさず結合する現象である”オッセオインテグレーション”を偶然発見したということです。ここで重要なのが、インプラントを生体(自分の体)が異物と認識しないことです。チタンは生体親和性が高く、長期的に安定しており、金属アレルギーの可能性が低い金属のため歯科の領域だけでなく、整形外科など医科の領域でも使われています。
では、そのインプラント治療のメリット、デメリットをご説明します。
【メリット】
1.天然歯と同じようによく噛める
2.隣の歯を削ったりする必要がない
3.基本的に取り外したりする必要がない
4.舌感やしゃべりにくいなどの不快感が少ない
【デメリット】
1.保険がきかないため、本数によっては高額になる
2.外科処置が必要となる(全身疾患等によりインプラント治療自体ができないこともある)
3.骨や歯茎の状態によっては、治療期間が長期になることがある
4.インプラント周囲炎(インプラントの周りに炎症が起きる)に罹患することがある
インプラント治療は、現在の歯科治療において欠損部位を補う治療法の一つとして過去の研究からもエビデンスの確立された治療法であることに間違いありません。しかし、インプラントも天然歯と同様に日々の患者さん自身の丁寧なブラッシング(セルフケア)と定期的に歯科医院での歯と歯茎、かみ合わせ等の状態のチェックと歯科衛生士によるクリーニング(プロフェッショナルケア)の両方がとても大切になります。
当院では、様々なケースに対応できるように先進医療機器を用い、適切な診査診断の元、インプラント治療を行っております。もう一つ大事なこととしては、どこのインプラントメーカーを使用しているかです。当院では世界で最も多く使用されているスイスのストローマン社製のインプラントを使用しています。ストローマン社はこれまで数多くの論文を発表しており世界で数百種類以上あるといわれるインプラントメーカーの中で、最も信頼性の高いメーカーであると当院は考えています。
2024.10.17
歯科治療
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い
2つの代表的なホワイトニングについて
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニング法です。
歯の表面に薬剤を塗り、特殊な光で薬剤の効果を促進させて歯の色素を分解します。
オフィスホワイトニングに使用する薬剤は「過酸化水素」を主成分とするものです。
高濃度の薬剤を使用するため、一般の方は取り扱いができません。
高濃度の薬剤を使用したプロによるケアを受けられることがオフィスホワイトニングの特徴です。
ホームホワイトニングは歯科医師の指示のもと、自宅で行うセルフタイプのホワイトニング法です。まずは、歯科医院でマウスピースを作成。
後日仕上がったマウスピースの中に薬剤を注入し、一定時間装着することで歯の黄ばみを分解します。
使用する薬剤は「過酸化尿素」を主成分とした、ご自身でも取り扱いやすい低濃度タイプです。
歯の白さを実感できるまでの時間✨
オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用します。
さらに、特殊なライトで薬剤の成分を活性化させるため、即時に効果を実感できるという特徴があります。
1回の処置でも歯の白さを感じられますが、連続して数回通院することで、より効果を体感できます。
3回程度ご来院いただきホワイトニングの施術をお勧めさせていただいています。
一方のホームホワイトニングは効果を感じるまで1〜2週間ほど時間がかかります。
(1日2時間程度、毎日継続した場合)なぜなら、ホームホワイトニングに使用する薬剤は、一般の方も使用できるように濃度が低く設定されているからです。
当院では薬剤濃度10%の物と高濃度かつ知覚過敏抑制成分が含まれている薬剤濃度16%の物があります。
オフィスホワイトニングと比べて即効性に欠けますが、時間をかけて歯の内側からゆっくりと歯を白く変化させていきます。
また多忙等で通院が困難な方もご自身のタイミングで行うことができます。
ただ、ホワイトニング専用のトレーを作成する必要があり、作成後に虫歯などにより、お口の環境が大きく変わった場合は、再度作成をしなおさなければいけない場合があります。
メリットデメリットは?
⭐️オフィスホワイトニングのメリット
・1回の施術でも効果を実感しやすい
・ムラなくキレイな仕上がりになる
過酸化水素の濃度が高い薬剤を使用するため、1回の施術でもしっかりと歯を白くできます。
ホームホワイトニングの場合は過酸化水素の濃度が低い薬剤を使用するので、効果を実感できるまで2週間程かかりますが、オフィスホワイトニングなら一気に白くすることが可能です。
⭐️オフィスホワイトニングのデメリット
・自由診療(全額自己負担)のため、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングと比べて費用が高くなることが多い
・使用するホワイトニング剤の濃度が高いため、人によってはしみるといった症状が出ることがある
・短期間で白い歯を手に入れられるが、後戻りも早い場合がある
⭐️ホームホワイトニングのメリット
・好きなときに好きな場所でホワイトニングできる
ホームホワイトニングは、旅先や職場など、周囲の理解があれば、どんな場所でもホワイトニングができます。
施術のたびに歯科医院へ通う必要もなく、マイペースにホワイトニングができる
・低濃度の薬剤で安全性が高い
ホームホワイトニングで使用する薬剤は、「過酸化尿素」から構成されています。
ホワイトニングで使用する「過酸化水素」よりも効果が緩やかで、安全性にも優れています。
オフィスホワイトニングに比べると、ホワイトニング中に知覚過敏などの痛みや違和感も起こりにくく、痛みが苦手な方にもおすすめ
・白さが長持ちする
ホームホワイトニングは薬剤をじっくり浸透させていくため、オフィスホワイトニングに比べて白さが長持ちします。
普段の食事やお手入れによって異なりますが、半年~1年ほど白さが持続するといわれています。
⭐️ホームホワイトニングデメリット
・マウスピースの装着や洗浄といった手間がかかることはもちろん、どのタイミングで行うのかといったスケジュール管理も必要となります。
・ホームホワイトニングのデメリットとしては、オフィスホワイトニングよりも「即効性に劣る」
ホームホワイトニングは、薬剤をじっくり浸透させることで緩やかに歯を白くするので、1~2回では大きな効果を得ることはできません
・白くなるまでに2週間以上はかかる
ホームホワイトニングの効果が出始めるのは何日からなのか、知りたい方もいらっしゃると思います。
一般的には、ホームホワイトニングは2週間以上継続することで、徐々に理想の白さへと近づいていきます。
価格
当院のホワイトニングの費用です。
・オフィスホワイトニング 1回(光照射2回):13200円
・ホームホワイトニング薬剤濃度10%(トレー込み):19800円
・ホームホワイトニング薬剤濃度16%(トレー込み):20900円
・薬剤濃度10%追加ジェル:2200円2本セット
・薬剤濃度16%追加ジェル:3300円1本
方法としては2種類ですが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する『デュアルホワイトニング』というものもあります。
即効性があるオフィスと後戻りしにくいホームのいいとこ取りです!
オフィスホワイトニングの方が短期間で白くなっておススメ✨
希望の白さになったらホームホワイトニングとの併用のデュアルホワイトニングで更にGOOD✨