歯科治療

2024.10.17 歯科治療

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い

2つの代表的なホワイトニングについて オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニング法です。 歯の表面に薬剤を塗り、特殊な光で薬剤の効果を促進させて歯の色素を分解します。 オフィスホワイトニングに使用する薬剤は「過酸化水素」を主成分とするものです。 高濃度の薬剤を使用するため、一般の方は取り扱いができません。 高濃度の薬剤を使用したプロによるケアを受けられることがオフィスホワイトニングの特徴です。 ホームホワイトニングは歯科医師の指示のもと、自宅で行うセルフタイプのホワイトニング法です。まずは、歯科医院でマウスピースを作成。 後日仕上がったマウスピースの中に薬剤を注入し、一定時間装着することで歯の黄ばみを分解します。 使用する薬剤は「過酸化尿素」を主成分とした、ご自身でも取り扱いやすい低濃度タイプです。 歯の白さを実感できるまでの時間✨ オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用します。 さらに、特殊なライトで薬剤の成分を活性化させるため、即時に効果を実感できるという特徴があります。 1回の処置でも歯の白さを感じられますが、連続して数回通院することで、より効果を体感できます。 3回程度ご来院いただきホワイトニングの施術をお勧めさせていただいています。 一方のホームホワイトニングは効果を感じるまで1〜2週間ほど時間がかかります。 (1日2時間程度、毎日継続した場合)なぜなら、ホームホワイトニングに使用する薬剤は、一般の方も使用できるように濃度が低く設定されているからです。 当院では薬剤濃度10%の物と高濃度かつ知覚過敏抑制成分が含まれている薬剤濃度16%の物があります。 オフィスホワイトニングと比べて即効性に欠けますが、時間をかけて歯の内側からゆっくりと歯を白く変化させていきます。 また多忙等で通院が困難な方もご自身のタイミングで行うことができます。 ただ、ホワイトニング専用のトレーを作成する必要があり、作成後に虫歯などにより、お口の環境が大きく変わった場合は、再度作成をしなおさなければいけない場合があります。 メリットデメリットは? ⭐️オフィスホワイトニングのメリット                ・1回の施術でも効果を実感しやすい   ・ムラなくキレイな仕上がりになる 過酸化水素の濃度が高い薬剤を使用するため、1回の施術でもしっかりと歯を白くできます。 ホームホワイトニングの場合は過酸化水素の濃度が低い薬剤を使用するので、効果を実感できるまで2週間程かかりますが、オフィスホワイトニングなら一気に白くすることが可能です。 ⭐️オフィスホワイトニングのデメリット ・自由診療(全額自己負担)のため、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングと比べて費用が高くなることが多い ・使用するホワイトニング剤の濃度が高いため、人によってはしみるといった症状が出ることがある ・短期間で白い歯を手に入れられるが、後戻りも早い場合がある ⭐️ホームホワイトニングのメリット ・好きなときに好きな場所でホワイトニングできる ホームホワイトニングは、旅先や職場など、周囲の理解があれば、どんな場所でもホワイトニングができます。 施術のたびに歯科医院へ通う必要もなく、マイペースにホワイトニングができる ・低濃度の薬剤で安全性が高い ホームホワイトニングで使用する薬剤は、「過酸化尿素」から構成されています。 ホワイトニングで使用する「過酸化水素」よりも効果が緩やかで、安全性にも優れています。 オフィスホワイトニングに比べると、ホワイトニング中に知覚過敏などの痛みや違和感も起こりにくく、痛みが苦手な方にもおすすめ ・白さが長持ちする ホームホワイトニングは薬剤をじっくり浸透させていくため、オフィスホワイトニングに比べて白さが長持ちします。 普段の食事やお手入れによって異なりますが、半年~1年ほど白さが持続するといわれています。 ⭐️ホームホワイトニングデメリット ・マウスピースの装着や洗浄といった手間がかかることはもちろん、どのタイミングで行うのかといったスケジュール管理も必要となります。 ・ホームホワイトニングのデメリットとしては、オフィスホワイトニングよりも「即効性に劣る」 ホームホワイトニングは、薬剤をじっくり浸透させることで緩やかに歯を白くするので、1~2回では大きな効果を得ることはできません ・白くなるまでに2週間以上はかかる ホームホワイトニングの効果が出始めるのは何日からなのか、知りたい方もいらっしゃると思います。 一般的には、ホームホワイトニングは2週間以上継続することで、徐々に理想の白さへと近づいていきます。 価格 当院のホワイトニングの費用です。 ・オフィスホワイトニング 1回(光照射2回):13200円 ・ホームホワイトニング薬剤濃度10%(トレー込み):19800円 ・ホームホワイトニング薬剤濃度16%(トレー込み):20900円 ・薬剤濃度10%追加ジェル:2200円2本セット ・薬剤濃度16%追加ジェル:3300円1本 方法としては2種類ですが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する『デュアルホワイトニング』というものもあります。 即効性があるオフィスと後戻りしにくいホームのいいとこ取りです! オフィスホワイトニングの方が短期間で白くなっておススメ✨ 希望の白さになったらホームホワイトニングとの併用のデュアルホワイトニングで更にGOOD✨

2024.10.11 歯科治療

【手足口病】

こんにちは✨ 自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科です🦷 今回は手足口病についてお話しします😉 手足口病は4歳位までの幼児を中心に夏季に流行する疾患であり、幼稚園や保育園で流行的発生がみられ、成人での発症はあまり多くありません。 症状は感染してから3〜5日後、手のひら、足底や足の裏、口の中に小さな水疱性の発疹ができます。 発熱は少なく、38℃以下のことが多く高熱が続くことはありません。 しかし、稀に脳炎、小脳失調症、髄膜炎といった中枢神経の合併症を引き起こし、重症化する可能性があるため注意が必要です⚠️ 感染経路は、飛沫、接触、糞口感染が経路とされています。 集団生活をしている3〜5歳の園児同士の接触が多いため、幼稚園、保育園などでは集団感染に注意が必要です。 治療方法は基本的に軽い症状の病気のため、特別な治療方法はなく経過観察を含めた症状に応じた治療になります。 感染対策は手洗いと排泄物の適切な処理です🧑🏻‍⚕️ そのため保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員と子ども達が手洗いをすることが大切です。 特におむつを交換する時には排泄物を適切に処理し、処理後は流水と石けんで十分に手洗いを行なって下さい🫧 手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄され、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、発病した人だけを長期間隔離しても有効な感染対策とはなりません。 日頃から手洗いを行なって感染予防しましょう😊✨  自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科

2024.09.26 歯科治療

デンタルフロスの使い方

こんにちは😊DWORKS歯科・矯正歯科です✨ フロスの正しい使い方は知っていますか? フロスには、2種類あります。 ホルダータイプ 持ち手が付いたホルダータイプも『Yの字』『Fの字』があります。それぞれYの字は奥歯、Fの字は前歯に使いやすいという違いがあります。 ロールタイプ ロールタイプは必要な長さを引き出して切り、手にまきつけるタイプです。 ロールタイプの正しい使い方 フロスを取り出し約40~50センチの長さで切る(だいたいゆびから肘先までの長さ) フロスの端を両手の中指に巻き付ける 中指の間のフロスの間隔が10cm程度になるまで巻く 人差し指と親指を使って歯と歯の間に優しく入れ、歯の側面に添わせて汚れを落とす(この時に少し、歯周ポケットの中にも入れ込むとより効果的です) 歯と歯の間の広さは様々です。フロスではスカスカな大きい隙間には歯間ブラシを使用しましょう。 フロスは虫歯予防・歯周病予防にとても重要なものです。慣れるまでは難しいと思いますが、使いやすいものから徐々に慣れ、習慣化していきましょうね💪 クリーニングでもお待ちしております🌼

2024.09.26 歯科治療

6歳臼歯の虫歯について

今日は6歳臼歯の虫歯についてお話しします☺︎ 6才臼歯とは初めて生えてくる永久歯です。ちょうど6才ごろに生えてくるのでそう呼ばれています✨ この歯はとても大切で噛み合わせにも大きく関わってきます🪥 しかし、一番虫歯になりやすい歯でもあります。 理由としては、 一番奥に生えてくるので生えたことに気が付きにくい 歯ブラシが当てにくく段差があるので汚れが残りやすい 噛み合わせの溝が深いので磨きづらい 生えたばかりの歯はとてもやわかい など虫歯になりやすい要素がたくさんあります🥲 予防としては、 しっかり時間をかけて歯を磨く よく噛んで食べる(唾液を出すことで汚れを流す作用があります) 定期的な検診を受ける(フッ素塗布、クリーニング、虫歯チェック) などが効果的です♪ 気になることがあればお問い合わせください😌

2024.09.12 歯科治療

ディープバイトが及ぼす影響と矯正によるメリット

こんにちは🌞自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科です✨今回はディープバイトについてお話しします😊   ディープバイトとは過蓋咬合ともいわれ、文字の通り深く噛みすぎる噛み合わせのことです。   悪影響としては 咀嚼しにくくなる 歯の咬耗 顎に負担がかかりやすい 詰め物や被せ物が壊れやすい ガミースマイルなど見た目のコンプレックス などがあげられます。治療法としてはワイヤー、マウスピース小児の場合は小児専用のマウスピースがあります。   矯正するメリットとして 深く噛みすぎることの防止 見た目の改善 顎への負担を減らす 詰め物や被せ物が壊れるリスクを減らす などが挙げられます。気になることがあればいつでもお気軽にご連絡ください🐰⸝꙳.‎˖  

2024.09.12 歯科治療

出っ歯が及ぼす影響と矯正によるメリット

こんにちは😊自由が丘DWORKS歯科・矯正歯科です🍁🍂 出っ歯のことを医療用語では「上顎前突」と言います。   ◾️上顎前突が及ぼす影響 顔の外観(口元を不自然に目立たせる) 前歯で噛み切れない 発音がしにくくなる お口が閉じずらくなり、口呼吸になる 咀嚼や噛み合わせがに癖が出ることや口呼吸は、さらに上顎前突をひどくさせてしまう原因になってしまいます。 また、口呼吸やお口が閉じずらいことの弊害として、唾液の分泌が減り、虫歯が出来やすくなることが挙げられます。   ◾️矯正によるメリット 矯正で上顎前突を治すと見た目が改善するだけでなく、噛み合わせが整うことや歯磨きがしやすくなることで、歯を寿命を長くさせることに繋がります。 余談ですが、出っ歯を改善するとEラインが整い、相対的に鼻が高く見えるようになるともいわれています👃✨ 口元の見た目・噛み合わせにお悩みの方は、ぜひ一度相談にお越しください❕

2024.07.11 歯科治療

【小児矯正の必要性】

こんにちは😊DWORKS歯科です✨ 小児矯正の必要性についてのお話です。 小児の矯正は治療をおこなう時期によって第1期治療と第2期治療にわかれます。 ■第1期治療 …6歳から12歳までの乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行う矯正治療 ■第2期治療 …永久歯が生えそろってからおこなう矯正治療、 顎の成長のピークがある程度終わっている 何歳からでも歯並びを整えることはできますが、第2期からではなく第1期の早い段階から矯正をおこなうメリットがいくつかあります。 ①顎の成長を促進させる治療がある ②歯を抜かないで矯正できるケースが多い ③歯が動きやすいため、痛みが少ない ④費用を抑えることができる 第2期から顎の骨の成長が止まった段階で骨格を整えようと思うと、顎の骨を切る手術を行うしかありません。第1期では歯並びの土台となる顎の骨の成長も促進も見込めるため、骨格自体もコントロールしていくことが可能です。それに伴い、スペースも確保することができるため歯を抜かないで矯正できることが多いのです。 第1期治療で綺麗に歯並びを整えていたとしても体やお口の癖などに影響されてしまうため、後戻りのリスクはつきものです。矯正治療とともに、お口の使い方の癖も一緒に改善していくことが重要です。 小児矯正では、お子さまのモチベーションの維持が治療がうまく進んでいく鍵でもあります。お子さまだけでなくご家族、歯医者のスタッフみんなで一緒に頑張っていきましょう!🍀✨

2024.06.27 歯科治療

インビザライン難しい症例について

こんにちは🌞自由ヶ丘Dworks歯科・矯正歯科です😊🪥 本日はインビザラインが適応ではない症例をご紹介いたします🦷 重度な叢生(歯並びが乱れていること)や捻転(歯がねじれている) 重度な上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口) 歯周病が進行している インプラントが入っている などがインビザラインのみでは難しい症例となります。 インビザラインでは歯の平行移動や回転させることが難しいため 当院ではワイヤー矯正と併用を提案しております。 流れとしてはワイヤー矯正で叢生や捻転を取り除き その後インビザライン矯正へ移行していきます✨ 歯並びについてのご相談はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください😌✨

2024.05.09 歯科治療

Eラインについて

こんにちは🌞自由ヶ丘Dworks歯科・矯正歯科です😊🪥 横顔美人の基準のひとつとされている「Eライン」という言葉をご存知でしょうか? 鼻先と顎先を結んだ線のことで、上下の唇が このラインの内側もしくは線上にあるのが美しい横顔だと言われています。 どう改善する? Eラインが崩れてしまう原因が骨格ではなく、出っ歯や受け口など歯並びにある場合、歯列矯正で対応することが可能です。 変化の度合いには個人差がありますが、骨切りではなく前突感をなくすため抜歯を用いて後ろに下げる方法や、IPRといった歯と歯の間を少し削ることによって隙間を作る方法で、気休めですが横顔の変化を感じることが出来ます。 Eラインを整えたいなど口元の印象で気になる方は 当院まで気軽にご連絡ください✨

2024.02.02 歯科治療

保定装置について

こんにちは🌞自由ヶ丘Dworks歯科・矯正歯科です😊🪥 今回は保定装置(リテーナー)についてのお話です。 保定装置って? 矯正はワイヤーやインビザラインで理想の歯列が完成してもそれで終わりではありません。動かし終わった歯というのはとても不安定な状態なので、歯並びが後戻りしないように保定装置をつける必要があります。保定装置にもいくつか種類があり、①ワイヤー型②プレート型③マウスピース型などがあります。こちらでは取り外しが可能で目立ちにくいマウスピース型の保定装置を使用してもらっています。 保定装置の使用期間と装着時間 基本的に矯正期間と同じくらい期間が保定期間と言われ、最低でも2年ほどは装置をつけておく必要があります。最初のうちは食事と歯磨き以外の全ての時間で使用しなければなりませんが、保定期間を過ぎれば夜だけなど、徐々に使用頻度を減らしていきます。保定をしっかり使用できていると、2〜3年すれば歯を支える土台である周囲の骨が安定してくるので、歯は動きにくくなります。しかし、後戻りは舌の癖や口周りの筋肉などの影響が大きいため、個人差があります。期間については担当医にご相談ください。 つけてないとどうなる? 最初のうちは保定装置を一日つけていないだけでも、マウスピースがきつく感じるかもしれません。きつく感じる、はまりにくいということは、その分歯が少しずつ動いてしまっているということですので、きちんと装着時間をまもりましょう。 せっかく綺麗な歯並びになっても保定をサボってしまうだけで、歯は簡単に元の状態にもどってしまいます。保定装置は綺麗な歯並びを維持し続けるために重要なものなので、最後まで頑張りましょう!🦷